
はじめに
本書を手に取っていただき、誠にありがとうございます。
著者のノア@スピリチュアルヒーラーです。
僕は2018年の9月14日に、『ある重要な事実』に気づいて以来、自分の人生に望む変化を起こせるようになりました。
その結果、1年も経たない短い期間で社会の縛り(不自由)から解放されて、やりたいことを自由にできる生活を送るようになりました。
僕は、それからさらに1年〜数年のうちに、
・お金の自由(収入が10倍ほどになった)
・人間関係の自由(気の合う人とだけ関わる)
・恋愛の自由(完璧な恋愛成就の実現)
・時間の自由(好きな時間に好きなことができる生活)
という、僕が考える、理想の人生として必要な、
『4つの自由』をすべて手に入れてきました。
これから僕自身が、自分の人生の中で実際に検証し、実践して、証明してきた本当に効果のある、『目的達成』や『願望実現』の秘密や、あなたが望む通りの人生を進んでいくための秘訣、あなたの人生をあなたの好きなようにデザインして生きるための方法について語っていきます。
まずは僕が、自分の人生で起こしてきた『自己変革』がどういうものだったか?
僕の人生の中で、どういうことが起こってきたのか、ということを共有していこうと思っています。
それを丁寧に語っていくので、最後までお読みいただければ幸いです。
第1章 魔法は存在するのか?
僕はもともと、理系専攻ということもあり、人生の中で起きる『魔法』のような不可思議なことには関心がなく、科学でも論理的に説明できないことは、興味持たなかった人間です。
『思考は現実化する』とかならわかりますが、『引き寄せの法則』なんてものはふざけたオカルトだと思っていました。
自分の人生で起こることは、自分が努力して結果として起こる現象だけ、という、ある意味一般的な感覚を持っていました。
大人になったばかりの僕は、自己啓発本やビジネススキルの書いた本に興味を持って読んでいて、そこに書かれていることを素直に実践し、人との会話術や社会人としての常識を学んで優秀なビジネスマンになることを理想として生きていました。
ですが、そういうことをいくら学んでも、
僕の生きる世界で、何か大きく変わる変化というものは何も感じられませんでした。
いくらそういうものを学んでも、職場の上司や、組織的な仕組み、社会のシステムなど、自分にはコントロールできないものに、自分の人生の主導権を握られているように感じていたのです。
そういった生活を続けながら、いつしか、
『このまま自己成長しようと頑張っても、今と変わらない同じような人生を進んでいくしか無いのかな、、?』
という、強い『絶望感』、『虚無感』のようなものを、ずっと感じながら生きるようになっていました。
生まれた時点で差がついていたものは縮まらず、
自分がこの世に誕生した時点で既にある
社会のレールに乗り、
想定範囲内の人生にしかできないのか?
といった感情が、僕にとって超絶つらいことで、絶対に認めたく無いことでした。
なぜなら、僕は学校のクラスで一番を争うほどの『貧しい家庭』に育ち、将来はお金持ちになって親を喜ばしたいし、好きなものを思う存分買えるようになりたいと、大きな夢を持っていたからです。
生まれた時点であった差は、自分の頑張りでは差を埋めることはできず、その後の人生もだいたい決まって進んでいくのなら、僕の今後の人生には希望なんてものはない、という意味になるからです。
子供の頃から貧しい家庭に生まれていることを理解していて、当時一緒に遊んでいた友達の家庭は、頻繁に旅行に行ったり、服もいい値段のものを買ってもらって、親から子に与えられるものの差を子供ながらに気づいていました。
貧乏な家庭にいることが、コンプレックスで、そのことを常に感じていたのです。
生まれた時にできた差を埋めることはできないのか?
生まれた環境が恵まれた人には、
努力しても敵わないのか?
これは、僕の幼少期をずっと支配してきた、1つの大きなテーマだったと自負しています。
大人になってからは、人前では明るくポジティブでいて、自己啓発本やビジネス書を読むことで、自己成長して、自分のスキルを高めていくことで、自分の境遇を変えることができるのではないかと、期待を持って生きてきた時期もありました。
しかし、どこかで壁にぶつかって落ちてしまう自分もいました。
日本は生きやすい国で、平等な社会を実現できていると言うけど、
不変の階級社会にすぎないのではないのか?
『最低限どの生活を保証』という言葉で、安心させて、夢や希望を諦めて、現状に妥協しながら生きるしかないのか?
これまでの人生と今、生きている延長でしかなく、
残りの人生を消化的に過ごしていくしかないのか?
社会に出て、『なんとかなる』という希望が、実は、『なんとかならない』ことが真実だと、社会に知らされたような感覚がありました。
大人になるというのは、夢や希望を、
捨てろということなのか…
社会に出て、職場の上司の苦悩を目の当たりにし、暗い感情になってしまう原因だったのかもしれません。
そんなとき、社会人になったばかりの頃、SNSで知名度のある人が『人生の目標』について投稿していました。
その方の投稿には、こう書いていました。
『今の環境を変えたいなら、目標を決めよう!』
3年前から言い続けた夢物語は、
9割以上が現実になりました!』
経済的にも成功していた人だったので、素直に信じて、
ノートと書きやすいペンを買って、そこに『叶えたい夢』を
思いつく限り書いてみました。
結果は…
笑えるほど惨敗。。
20個ほど、どうにかして叶えたい、達成したい目標を書いてみたものの、1年経って振り返ってみると、なんとか『叶った』と言えるのが、2個か3個でした。
自分の才能のなさ、というより、願望を実現させる力がどれほど低いのかを思い知らされるだけの結果に終わりました。。
僕の真似した人は、僕の1つ上で年は近く、親が割と大きい会社を経営している人で、お金があれば叶う夢もたくさんあるのは当然なことです。
お金も才能もない僕が、その人と同じように夢をつくっても、叶えることが出来ないのは普通なことで、当たり前だと気づきました。
ここでまた少し絶望を味わいました。
ゼロからスタートして人生を変えるのは、『運』次第で、自分の頑張りではどうすることも出来ない問題なのかもしれません、、
どんな自己啓発本を読んでも、自分の人生や自分が生きる現状に当てはまらないことが多すぎるし、肝心なところをあやふやにされているように感じました。
すでに成功した人が、後から振り返って、自慢話をしているだけ、みたいな印象です。
そもそも世の中には、これほど自己啓発本が溢れまくっているのに実際に成功して、願望実現させながら、自分の人生を送れている人が、あまりいないように感じました。
みんな、書店の自己啓発本コーナーで立ち読みしている割に、自分の生きる境遇を変えられずに、現状のままでいます。
巷に溢れる自己啓発本は、卓上の理論として、普段の生活の中で、直接役に立つことを学んで身に付けるものではなく、読んでみて気持ちが良くなり、心地い感じを演出するエンターテイメント的なものでしかありません。
暇な時間を過ごすためのものでしかないのでは?と思うほど…。
そして、そう言った実際に役立たない『暇つぶしの本』でしかないノウハウに支配されて、自分の人生の大切な『時間』を奪われている。
そんなことを考えいると、ぞっとして来ました…
これが社会人なりたての初期の頃の状況でした。
第2章 希望に見えた罠と自己崩壊への転落
今ここをみてくださっているあなたは、自分の人生の未来に対して、どんな展開を待っていますか?
もしかすると、僕と同じような状況にいて、『絶望感と虚無感の連鎖』に陥っているかもしれません。
今の状況より、少しまマシな状況へと進む
前向きな希望を持っているかもしれませんし、僕の味わった絶望感に至るほどの、人生経験をしていないのかもしれません。
個人差はあるとして、今の日本の社会の中で、一般的な暮らしをしていると、自分自身のことが理解できるようになってきて、今の自分の置かれている環境や状況から、自分の成長できる『限界(天井)』が見えてしまうような感覚があるように思います。
ですが、そういった状況になってしまったとしても、今の僕には、それはあなたのせいではないと断言できます。
本物の【願望実現】メソッドを教えられる人が少なくて、そういう情報を探し出して見つけられる人が少なすぎるのです。
本書をこうして読んでいる時点で、あなたは、あの頃の僕のように『自分の望む人生を生きれるようになりたい』という意思に目覚めたものの、でも、それを見つける手段、道筋が見えずに、頭を抱えて苦しんでいるのかもしれませんね。
新約聖書の中には『求めよ。さらば与えられん』という言葉があります。
多くの人は、現代の物質的に豊かになった社会の中を過ごしながら、生まれた時にすでに敷かれていたレールのうえを歩くことに、なんの疑問や問題意識を持つことすらできずにいます。
社会に出たばかりの頃を振り返ってみても、同級生の友人や、先輩たちは、僕のように、
『本気で人生を変えたい!』
という意思を持っていないように感じました。
もちろん、友人たちは、自分らの境遇に100%満足していたのか?というと、そうではなかったです。
毎日、仕事の文句や、顧客に対する愚痴を言いながら、それでも状況を変えようとせず、現状に甘んじて生きているように見えました。
そういう人が世の中の大多数の人たちだと思います。
僕自身の人生に起こったことを振り返っても、
あなたが、
『自分の望む人生を生きたい』
という問題意識に目覚めた結果として、今ここを読んでいるということは、とても『重要な意味』があるのです。
あの当時の僕が、一生懸命もがきながら『将来の希望』を諦めずに、情報を求め続けたからこそ、今の僕につながる重要な『学び』へとたどり着くことができたのと同じで、希望を失わずに『探し続ける』ことにした人には『与えられる』というのが、1つの真理であるということを、僕は人生経験の中で、実体験して知りました。
人生で初めて目標を設定して、2年か3年たったある日、僕自身の人生観に大きな変革を起こすような、重要なものとの『出逢い』がありました。
それが、
『引き寄せの法則』
『潜在意識の活用』
いわゆる、スピリチュアル的なテイストのある、成功法則のようなものの情報です。
冒頭にも書いたように、僕は理系に進んだ人間で、魔法というものを信じず、そういった部類のものは全て例外ないオカルトや都市伝説的なものだと否定していました。
しかし、今回はきっかけが違ったのです。
その少し前に、人生を変えようと思った僕は、仮想通貨や投資というものを学びながら実践するようになっていました。
『ギャンブル』ではなく、現実的に、自分の今の状況を変える手段として投資について学び始めました。
投資に関する専門的な本を買いあさり、覚えたことをノートに書いてみたり、本をたくさん読みまくりました。
ネットで検索して情報収拾もしてみたり、
『この人の考え方は参考にしたいなぁ』
と感じた人たちのSNSの投稿を、古くまでさかのぼり、読みまくりました。
その中の一人、特に、考え方に共感できる方のSNS投稿の中で、
『願望成就するために自己洗脳することは効果的だ』
という説明でおすすめしていたのが、引き寄せの法則を最初に語った本と、潜在意識に関する本でした。
『引き寄せの法則』の情報自体には、それ以前にもお見かけしたことはあります。
しかし、
『願いを宇宙に届けたら、
宇宙の法則があなたの元にそれを届けます』
なんて、何でも理屈で考える癖のある僕には、怪しすぎて絶対に信じようと思いませんでした。
でも、これを、
『宇宙』とか『宇宙の法則』ではなく、
『潜在意識』という心理学の言葉に変えてみると、
何だか科学的で、理系の頭の僕でも、説明つく気がしたのです。
ここで、僕の信念が揺らぎ、極端に信念が方向転換しました。
僕はそれまでの人生で、こういった『目に見えないスピリチュアルな世界』のロジックは、全て否定的な考えを持っていました。
僕は母方の祖父母がキリスト教のお偉いさんで、母もキリスト教徒なので、食事の時にお祈りをしてから食べていて、心の底ではバカにしていました。
いい大人になって、まだ神さまを信じているのかと。
バチが当たるとか言われると、そんなん迷信だ、と思っていたのです。
しかし、ここで一度、方向転換したことで、
『神さま』とか『スピリチュアル』というのも、
科学的に説明できるものなんだ、ということを考え始めました。
そう考え始めると、僕の理屈で考える脳が暴走し始めます。
今度は、どういったオカルト的なものの、
背景にどういったロジックがあって、
どういうメカニズムが作用しているのか?
そういうことに興味が湧いてきて、
スピリチュアルをマニア的に研究していくようになったのです。
こうして、僕の人生の中で、初めての
『スピリチュアルへの理解』が出来たのですが、
これでハッピーエンド、とはなりませんでした。
これは、巧妙に作られたワナだったのです。
このことがきっかけで、僕はここから、僕の人生の中で、最も深い、暗い闇の中へと突入することになりました。
それまでの僕は、科学で説明できるもの、
自分の中でロジックのわかる事だけを進行してきた人間です。
でも、『スピリチュアルへの理解』をきっかけに、実は目に見えない世界にもロジックがあって、不思議と、奇跡的なことや、魔法に見えるものも、人生には起こり得ることなんだ、ということを信じるようになりました。
その結果、僕の中で、これまで無意識に押さえつけてた、欲望が暴走し始めました。
それまで僕の人生に、自分の現状を見て現実的な思考で『どうせ無理だから』と思って諦めていたようなことも、
『引き寄せの法則』を使えば、引き寄せられないものはないのだから、しっかり【願望】として望まなきゃ!』
という思考へと変わっていったのです。
そうして無意識に、抑え込んでいた欲望が暴走し始める中で、
『引き寄せの法則をうまく使うには、
ネガティブ思考をなくし、
何事もポジティブに考えないといけない』
というような中途半端で、間違った思い込みがあり、
自分の心にある闇の部分から目を背け、無理に
ポジティブになろうとしてやってきました。
その結果にやってきたのが、ブログやSNSでも詳しく書いている、【カルマの暴走】という経験です。
自分の望んでいないことが、現実にどんどん起こってしまい、心が追い詰められていき、最終的には、『死ぬことよりも辛い経験』をしました。
とてつもなく大きいダメージが、僕の心に直撃したのです。
『こんなことが起こるなら、
いっそのこと殺されたほうがマシかも…』
と本気で思うような一撃を、僕の心にドカンと当たりました。
詳しい話は、僕のプライベートの内容も多く含んでいるので、現在は鍵付き(パスワード保護)の状態にして後悔しています。
とにかく、僕はこの時に、当時の僕の意志的なものは、ここで一度死んで、新たに生まれ変わりました。それが、2020年の5月ぐらいのことです。
第3章 カルマが暴走して覚醒が起こった
その時が、僕の人生の中で『マインドの変換』(魂の成長の過程で必要なプロセス)のタイミングだったと、後になって理解しました。
【カルマの暴走】の中で経験した『望んでいないことが現実にどんどん起こる』というのは、僕自身の『覚醒の力』の暴走の結果だったのです。
一連のことを経て、マインドが明確にチェンジしていった後、僕には自分の心【精神】という器に秘められているパワーの本質が、ここで一気に理解できる様になりました。
巷で出回っている自己啓発書にも、スピリチュアル的な成功哲学の本にも、全く書かれていなかった『自己革命』を起こし、自分が生きる現実を変える上での重要な本質です。
これまで人生で学んできたことや、研究してきたことが、
全てリンクしてつながったようにわかった瞬間でした。
言葉の通り、『覚醒』したような感覚があったのです。
・潜在意識っていったい何なのか?
・引き寄せの法則とは、どういうものを表しているのか?
・思考をどうやって現実化させるのか?
・自分がイメージするものは何を材料にしているのか?
・ご先祖様によくお参りする人に成功者が多いのはなぜか?
・海外の成功者がなぜ日本に来てまで仏教や禅を学ぶのか?
・瞑想は何のためにやるのか?
・瞑想することで頭の中のどこが活性化されるのか?
・瞑想によって脳が活性化するとどういうことが起こるのか?
・実現する夢と実現しない夢の違いは何か?
自分の中にあったさまざまな『疑問』がどんどん理解できていきました。
それ以降、僕は自分の【理性】というものを使い自分の心の中にいる【神さまの力】を自由自在に操れるようになりました。
貧乏な家庭に育って月収100万円を夢見て行動し、社会に出てすぐに実現できました。
関わる人たちのレベルも変わり、自分の人生の中に登場するキャラクターを、自由に選べるようになりました。
あらゆる種類のストレスからも解放され、苦痛を感じない人生に転換しました。
理想の恋愛を叶えてくれる素敵なパートナーにも出逢えました。
好きな時に好きな場所に旅行に行ったり、好きな時間に好きなことができるようになりました。
大企業の社長や会長さん、有名企業の代表経営者や、芸能人とのつながりも増え、魅力ある人脈を手に入れることができました。
これまでの僕の人生ではあり得なかった大きな変化
が起こったのです。
第4章 『魂』にアプローチするセルフヒーリングの流儀
【カルマの暴走】を経験し、『覚醒』と呼べるような、意識の転換が起こって以来、
既存の自己啓発本やスピリチュアル書、成功哲学書などのプログラムがなぜ、
学んでも機能する人と機能しない人に分かれるのか?
その理由もわかりました。
もったいつけて話しても仕方がないので、結論を述べると、情報が断片的でしかないから、です。
情報が断片的になる原因は、『魂』という視点を持って語っている人がいない、ということが原因です。
人間は、心と体と魂の3種類の器を持った存在です。
既存になるものでは、『魂』という視点が全くもって抜け落ちているか、『魂』の意味の理解をはき違えていて、『心』と『魂』の違いというのをわかっていない、という問題があります。
そのため、誤解を招いてしまうのです。
要するに、世の中には、心と魂の違いを、明確に分けて説明できる人がゼロに近い、ほとんどいないのです。
自己革命する、ということは、
自分の存在の情報を書き換える、ということです。
魂の視点がない、ということは、心と体からのアプローチしかできない、ということです。
酷いものでは、心しか扱っていないものもあります。
僕が開発した【ノア式】のコーチングでは、心と体と魂の『定義』をはっきりさせた上で、それぞれの異なるアプローチを柔軟に使い、自己革命や現実の変化を起こしていきます。
例えば、すでにある自分革命のメソッドって、
『自分の夢を好きなだけイメージしてみましょう』
『ゴールとなる目的地を決めましょう』
という初歩的なところからスタートしますが、ここで、
『過去から今の状況の延長でしかないゴールしか出てこない』
という問題の対処が明確になっていません。
イメージしてください、というところから始まるけど、今の自分にイメージできることが、もう、『既に縛られている』ということ考慮しないか、無視しています。
【ノア式】の理論の中では、魂とは『つながり』を定義します。
僕らの心って、僕らがいま、これまでの人生でつながってきた、物事の『関連性』によって縛られています。
サラリーマンとして働いてきた人が、サラリーマンの世界を飛び越えたゴールを、具体的なイメージを鮮明に持つことはできません。
『思考』とか『自分の自由な意志』というものの限界を知ることはとても重要です。
知るだけでなく、対処する方法を身につける必要があります。
コーチングにおいて、【ゴール設定】も大切ですが、セルフイメージや現実に変化を起こしていくためには、
日常的に『アファメーション』をすることが大事です。
僕も正しいアファメーションを実践するようになってから、自分の望むことをどんどん叶えていくことができるようになりました。
恋愛やお金に悩まされる日々から抜け出し、自由で好きなことができて、恋愛での幸せを毎日感じられるようになったのも、アファメーションの成果だし、メンターとなる人との貴重な出会いも、アファメーションで引き寄せました。
実は、インフルエンサーとして知名度のある今の奥さんと付き合いだしたのもアファメーションの成果です。
これまでの僕にはどうしても出会うことのできないような人と、どんどん出会えるようになったんです。
僕のコーチングのクライアントにアファメーションの話をすると、『アファメーションならもう既にやってますよ』と答える人が多くいました。
しかし、話を聞くと、どうも僕の頭にある『アファメーション』という言葉の定義とは、認識にズレがありました。
その人は、既存のコーチングメソッドを勉強したり、僕以外の他の人のコーチングを過去に受けていたようです。
まずは、認識のずれを丁寧に説明した上で、僕の中でのアファメーションがどういったレベルのものなのかを説明し、さらに、
僕が実際にどのくらいの精度で自分のゴールを日常的なアファメーションにまで落とし込んで実践しているのかを具体的に説明すると、
『ええ、、、これをこの通りにすれば、
人生が変わらないワケがありませんね、、』
と、まるでとんでもない秘密を聞かされたような様子でした。
ちなみに、その人は、後日、自分で歌を作って歌い、歌手としてデビューし、ビジネスも好調に展開しておられるんです。
アファメーションひとつをとってみても、僕の中の『基準』と他の大多数の人の『基準』は大きく違っています。
少なくとも、僕と同じレベルで、短期的で自分の人生に望む通りの変化を起こしている人でなければ、僕の設定している『当たり前の基準』はわからないと思います。
多くの人は、アファメーションというと、『言語』を使ったものしかやっていないです。
しかもその精度も低レベルです。
魔法の呪文のように唱えるだけでオッケー!みたいに思っている人もいます。
昔の僕はそんな感じで思ってしました(笑)
唱えているうちに潜在意識に刷り込まれるので、願いが宇宙(潜在意識)にまで届く、って感じの理解ですね。
落ち着いて考えれば、こんなことで長居が叶うなら、
世の中とんでもない混乱がおこってるはずですよね。
完全に間違いってワケじゃないですが、アファメーションという、物が秘められている効果の全体から考えれば、ほんの1割にも及ばないです。
アファメーションに込められるのは、『メッセージ』であっても『言語』ではないのです。
そもそも、神さまも宇宙の法則も、潜在意識も、
その他は、名前なんかどうでもいいのですが、あなたの願望を叶えてくれる『ナニモノ』かは、僕らが使う『言語』や『言葉』をそのままで理解はしれくれません。
コンピューターに命令を出す時に、プログラミング言語がいるように、神さまや宇宙や潜在意識に命令を出すのも、『特別な言語』が必要になってきます。
これをもったいつけても仕方がないので、『こたえ』を言います。
『特別な言語』というのは、『行為』や『在り方』というメッセージです。
日々の行動そのものがメッセージであり、僕らが習慣的にとっている行動こそが最も強力なメッセージになっているということです。
思考と言葉と行動の間には、抽象度の差があるだけで、すべて『メッセージ』カテゴリに入ります。
多くの人は、言葉で口に出して前向きなアファメーションをそつつも、思考の中ではネガティブなことを考えていたり、行動としてはなにも動き出さずにいたりします。
だから、アファメーションの効果は出ないのです。
一度考えてみてください。
『私はしっかり時間を守るタイプの人間です』
というアファメーションを声に出して呟きながら、
毎晩夜ふかしして寝坊ばっかする生活の人と、
スケジュール管理を工夫して、目覚ましもちゃんとセットして、
高い事項管理意識を持った毎日を送る習慣があって、
『絶対に実感に合わせる』
『遅れて人を待たせて迷惑をかけない』
という意識レベルの行動をしている人と、どちらが本当の『時間を厳守する人』でしょうか?
神さまじゃなくても当然にわかりますよね?本当に効果のあるアファメーションっていうのは、
『非言語のアファメーション』なのです。思考と言葉と行動っていうのはエネルギーのレベルが違うだけで、
本質的には変わりありません。
これが理解できた時に僕は、短期的に自分が変わっていき、
短期間で理想の現実を引き寄せていき、そういうことが容易にできるように
なりました。
この『非言語のアファメーション』というのも、僕自身が実践してきて、自分の現実を望む通りに変えていくのに、とっても強力な効果をめちゃくちゃ発揮してきたテクニックなんですが、実は、さらに簡単で効果的なテクニックがあります。
それが『モデリングアファメーション』というものです。
身につけたいスキル、手に入れたい現実っていうのがある時に、それをすでに実現させている人をモデルにして、その人の『人格そのもの』を自分の意識内にインストールする、というものです。
僕は、自己変革メソッドでは定番の『モデリング』というものに関しても、自分なりに超マニアックな研究をしてきたのですが、
自己啓発的なことだけじゃなく、実践心理学、認知科学、潜在意識、脳神経学、仏教の縁起しそう、空の概念、催眠、洗脳、気功、それに、AIなどの人工知能の深層学習、etc…
興味のあることを深掘りして研究して行った結果、それらの知識が統合され、超強力なテクニックが生まれました。
この『モデリングアファメーション』を駆使して、
たったの1年という短い期間で収入を10倍にしたり、
たった1ヶ月で彼女を作ったり、
僕の理想とする女性と出会って幸せな結婚生活を送る、
っていうことを叶えてきました。
また、普段の日常の暮らしにおいては、
『気の合う人とだけ関わる』
『見た目も同年代に比べて品格を感じさせる』
という生き方を実現しているのも『モデリングアファメーション』や、その他のテクニックを組み合わせて効果的に利用しているからです。
そして、さらに改良した、『ハイヤーセルフアファメーション』というのもあり、
名前だけだと、どんどん怪しい感じに聞こえてしまいますが(笑)
効果や性能というのは、手頃に使えて、さらに高いものです。
僕は、気功とかエネルギーワークというものを、一通り理解しており、サイコキネシスなどの能力や、新しい技術の開発も、じゃんじゃん生み出し続けています。
そうやって、新しく開発したスキルや技術というのは、いろんな場面で応用しています。
第5章 欧米由来のものが日本人には使いにくいワケ
そもそも、セルフコーチングや自己変革のメソッドの大部分は、欧米由来のものが主流で、僕も一通り勉強したんですけど、日本人の気質にはあっていないものがほとんどだなと思っています。
世界中の人種に比べても、日本人は独特な気質をしていて、
日本人の精神性は、古神道的な神話の世界観や、八百万の神々を信仰し、和の精神がありながら、仏教的な縁起の思想であったり、禅の精神などが絶妙にブレンドされているのです。
欧米由来のものって、ユダヤ教やプロテスタントの一神教的な思想背景を持つものがほとんどで、神の創造物としての特権を与えられた『人間中心』の個人主義的な思想が土台となっているのです。
要するに、人の『意志の力』というものを過信してしまって、依存しているものがほとんどということです。
自己啓発のセミナーに参加しても、コーチングを受けてみても、
その時だけは気分的にも上がるものの、すぐにエネルギー切れを起こし、
盛り上がりは長続きしない、ということです。力技的なものなので、続かないんですよね。
欧米由来のメインストリームの自己改革メソッドって、ノア式で力を入れている『魂』とか『縁起』という概念がほとんどなく、
これは、仏教や古神道的、古典的な思想を中心とする宗教なんです。
これが、仏教や古神道的な思想の背景がないと、
理解しづらいものなのかなと、思ったりもしますが、
Googleとか、Facebookって、シリコンバレーを代表するIT企業とかだと、車内研修で禅の瞑想が取り入れられています。
Appleの創業者であるあのスティーブ・ジョブズさんが、わざわざ京都まで来て、禅や瞑想を真剣に学びに通っていたのも、一部では有名な話です。
なぜ彼らは、自分たちの生まれ育った環境である、ユダヤ教やプロテスタントの背景のメソッドではなく、禅や仏教の思想背景を持ったものを選んで学ぶのでしょうか?
その『答え』って、
『ネットワーク』という言葉に集約されます。
ノア式で『魂』を『関わり:関係性』と定義しているのも、僕自身が『縁起』という概念を中心に教えているっていうのにも、理由があるのです。
僕らの脳内のシナプス構造はネットワーク状になっています。
インターネット自体も、ネットワーク構造を持っていて、人と人とのつながりというのもネットワークです。
上記したGoogleという企業は、チーフエバンジェリスト(集団で作業する時の代表者、主任としてまとめ役になる者)には、強い影響力を持つゴーピ•カライルさんという方は、『インナーネット』というものの重要性をものすごく強調されています。
テクノロジーの進歩により、直接的なつながりを持つことになった僕らの、脳と体、精神、呼吸、意識、ネットワーク構造、それが『インナーネット』というものです。
ネットワーク科学は、現代において最も重要な研究分野の一つであり、ネットワークというものは物理工学、生物学、経済学、社会学、人類学など、ありとあらゆる分野に幅広く使われています。
欧米の科学者にとっては、近年になって注目が集まってきたことなのかもしれませんが、仏教では2600年前に、すでにお釈迦様により『縁起』という概念が提唱されていました。
ノア式コーチングでは、『自分』という存在を、ネットワークの中の一点として捉えます。
僕らが認識する『私:自分』という存在は、自分以外のものと繋がり、そのネットワークのなかで絶えず、影響を受ける存在です。
『私:自分』は世界から孤立して存在することができません。
ネットワーク構造の中の一点である限り、『環境の力』や『背景の力』こそが『私:自分』というものを成り立たせるのに、とても重要な役割を果たすことになります。
欧米由来のものは、一神教的な世界観のもとで、
宇宙の中に存在する特別に生み出された『個』の力を過信するので、『関わり』を無視したり、軽視して、無理矢理に自分を鼓舞して変わろうとするメソッドが中心です。
そのため、メンタルマッチョな人しか変わることができないんです。
欧米的なメソッドに感化された人って、日本人的には、不自然なポジションさを見にまとい、ちょっと気持ち悪いなって感じませんか?
その感覚は、日本人的な背景を持つ人にとっては、
ごく自然なことなので、安心してください。
西洋思想は、基本的には、人間や『私』というものを、宇宙の中で唯一、神に選ばれた特権的な存在だ、と考える傾向があるので、西洋の文明は自然と融和するのではなく、自然を支配し、操ろうという方針で発展していきました。
自己変革メソ土においても同じで、
本当は宇宙や自然に与えられた、『贈り物』の存在であり、『私:自分』という器を、自分の意志に従わせて、操ったりコントロールしていこうという思想です。
これは、平均的な日本人の気質にはまったく合いません。
普通の人であれば、途中で疲れてしまい折れてしまいます。
余談ですが、僕の場合は『引き寄せの法則』との出会いが、自己の本質と向き合うきっかけになり、それが『意識の覚醒』の最初の引き金となりましたが、欧米では上記した通り、メンタルマッチョなやり方で、社会的になる程度の成功を収めた後に、心が折れてしまって、大きな挫折を経験し、そのショックから立ち上がる途中で覚醒する、というパターンが多いようです。
メンタルマッチョなやり方では、欧米人にとっても、あまり『優しくない』自己変革のやり方ってことですね。
確かに、ある程度の成功(何をもって成功というのか、ですが、ここでは経済的、社会的な成功という意味)を収めることは可能ですが、
その後の、『心が折れて大きな挫折』というところの落差が大きいので、『意識の覚醒』いに辿り着けず、そのまま落ちてしまう人生になったり、最悪の場合、自らの命を絶ってしまったりもします。
ノア式では、『関わり』の力、ネットワークの力というものを最大限にいかす、ということを中心に考えていきます。
そのため、変化に対して無用な抵抗というものが起こりにくいんです。
それが『ホメオスタシスを味方につける』ということにもつながっていきます。
コーチングの理論を少しでも勉強したことがある方なら、聞いたことがあるかと思いますが、
コンフォートゾーン(快適ゾーン)や
ホメオスタシス(恒常性)というものがあります。
ですがこれほど、知識として広く知られていても、実際に対応できる人に少ないものは、他にないかもしれません。
意識の中に【理想のゴール】として思い描いた『未来のあなた』と本心では変わりたくない、変化を嫌う『過去のあなた』とが、ぶつかり合って、その時に勝利するのは、ほとんどの場合が、変わりたくない『過去のあなた』です。
コーチングの理論や自己変革のメソッドを使って、もっと理想の人生を生きたい、と変化を望んでいるはずなのに、潜在意識レベルでは変化を恐れ、変化に抵抗する、もう1人のあなたがいて、変わろうとするあなたの足を引っ張ってしまうのです。
【コーチング理論】の実践において最重要とするのは、
『ゴール側の臨場感』を高くして、
『過去側の臨場感』よりも大きくすること、です。
ですがこれは、『意志の力』では実現できません。
人の意志は心より発します。
でも、心は身体や【魂】に支配されています。
【魂のプログラム】を書き換えることなしに、
あなたは同じ意志を持ち続けることはできません。
自己変革やコーチングにおける失敗とは、意志の力を過信すること、に起因することがほとんどです。
世の中のほとんどの人が、欧米化、西洋文明化された現代においては、大多数の日本人ですら、『意志の力』というものを過信してしまっているんです。
第6章 『心の弱さ』について
ノア式のコーチング理論、自己変革のメソッドは、基本、人の心の構造的な『弱さ』を前提にして構築しています。
意志の強さに依存する、つまり結局は『精神論』になってしまうのなら、時代遅れだし、オカルト信仰と変わりがありません。
人は関わる人やものごと、身を置いている環境や状況、そういった【情報の世界】から影響を受ける生き物です。
たとえば、クラスメイトの9割にとって、『当たり前』なことは、努力しなくても『当たり前』になってしまう、ということです。
つまり、『ゴール側の臨場感』と『過去側の臨場感』の勢力争いは、自分がどういう環境【情報の世界】に身を置いているか、で、ほぼ100%決まってくる、ということです。
どんなに素晴らしいコーチをつけていても、
月に1回、そのコーチと会う時間以外の他の生活時間を、
ずっと『過去側の臨場感』がある【情報の世界】で過ごしていれば、その人は『自己変革』することに失敗します。
人は、理論や知識だけで自己変革できるワケではありません。たとえば、コーチングでは『ゴール設定』が大事だと言われます。
また、自分が設定したゴールの臨場感を高めるため、毎日『アファメーション』しましょう、とも言われます。
ですが、多くの人は、そういった知識を得ても、自分の中の『当たり前の基準』が、『過去側の臨場感』に合わせた形でセットされています。
成功者、実際に望む人生を生きられる、コーチング理論を体現して生きているような人が、どういうレベルで『ゴール設定』して、どういう精度の『アファメーション』を実践しているのかを知らないまま、自分の感覚(=過去側の臨場感)で、ゴールを設定し、アファメーションをしてしまいます。
なんとなく、ぼんやりと未来の目標を考えて、それで『ゴールを設定できた』と思ってしまうし、ただ呪文のように呟くだけで『アファメーションをやっている』と思い込んでしまいます。
そしてもちろん、効果はほとんど感じられないでしょう。
そもそも、【ゴール】とは理想の未来であり、今現在、まだ実現していないことです。
まだ実現していない、手に入っていないことに対して、『臨場感を持つ』ために、いきなりイメージの力に頼っても、うまくいかないのは当たり前です。
人は、自分の経験にないこと、記憶の情報の中に入っていないものを、イメージすることも感じることもできません。
これも意志の力というものを過信している人が、よく陥るワナだと言えます。
僕も、昔はそういうワナにハマってしまっていましたが、あるときから、うまく脱する術を理解して実践しだしました。それは『ゴール側の視界』を手に入れること、です。
臨場感とは、要は脳内リソースを占める情報のシェアです。
過去の側のものと触れる時間が長いと、
あなたが望む変革が成功することはありません。
未来の側、ゴール側の情報に触れる時間をいかに長くしていくか、そして日常の『習慣』を書き換えることが重要なのです。
自分の目指しているゴールに近い臨場感空間に生きている人を見つけて、その人と関係を構築することで、自分の中に、『ゴール側の臨場感』をインストールすることができます。
あなたの意識の中に、ゴール側の人の
『人格をインストール』するということです。
そうやってゴール側にいる人の人格がインストールされると、自分の視界が変わります。
『ゴール側の視界』が手に入るのです。
たとえば、2018年の暮れに僕は、3日間で90万円という高額のセミナーに参加しました。
コーチングの始祖、カール氏に師事していた、自身もオリンピックの水泳で強化選手として輝かしい実績を持つ、ユーリ・ケビン氏によるコーチングの終焉というものです。
ユーリ・マイケル氏は、これまでに40人以上の水泳選手を育成し、金メダルの獲得が29個、世界新記録も7個、全米新記録に至っては270個を達成させた実績を持っています。
僕が、高額の参加費を支払ってまで彼に会いに行って、
直接の指導を受け、公開セッションを見学したのは、
自分の中に、『世界最高峰のコーチの視界』をインストールするため、です。
自己啓発書でよく言われるような『成功者に会いに行きましょう』というぼんやりした動機ではなく、僕が彼に会いに行ったのは100%、彼の人格をインストールし、
『世界最高峰のコーチの視界』をインストールする、ということを最初から目的として明確に意図していました。
ここでも、前述した『モデリングアファメーション』のテクニックを活用しています。
実際、セミナー内で彼が詳細に語ってくれた、メダル3冠を成し遂げた経緯をその場で聴くだけで、
【世界最高の仕事をするコーチ】が、クライアントに対して、どういうスタンス、姿勢で接して、コーチングを行うのか?
という『言葉だけでは伝わらない、高次元の情報』が、自分の中にインストールされたのを感じました。
同じ会場に、他にも彼の話を聴きに来た人もたくさんいましたが僕ほども効率的に『情報をインプット』した人はいないでしょう。
また、公開セッションにおいても【世界最高の仕事をするコーチ】が、初対面の人間に、いかにアプローチしてコーチングするのか、という情報を、【場の共有】によって直接インストールしました。
こうして、僕は少ないチャンス、機会を最大限に活用して、効率的に『世界最高峰のコーチの視界』を手に入れることに成功したのです。
この後、僕は自分でもパーソナルコーチングとしての活動を始めましたが、高額のフィーを設定していたのにも関わらず、クライアントが集まり、そして彼らの【ゴールの実現】にしっかりと貢献することができました。
また、翌年の2016年には、また別の【世界最高峰のコーチ】として活躍する人間から半年以上かけてコーチングを学びました。
恐らく、現存する全人類の中でも、トップクラスの頭脳を持ち、日本人で唯一の上級騎士の叙勲を受けていたり、某国の中央銀行の総裁に、金融や経済政策のレクチャーをするような人物です。
そういう人物と、同じ時間と空間を過ごし、【場を共有】することで、自分の中に、『世界最高峰のレベルの人間』の視界がインストールされます。
そういった視界を手に入れて、また、自身でコーチとしての活動をしながら、僕は自分の独自のメソッドを完成させていきました。
先ほどから度々、【情報の世界】という言葉が出てきました。言葉の意味の理解が曖昧な方もいると思うので、
補足的に解説します。縁起というネットワーク構造の中の一点が
『私:自分』です。
縁起(ノア式の定義では『魂』とも言う)自体が、
『誰それの息子で、〇〇の仕事をしている』
というように、自分と関わっている人や物事との
関係性を表している『情報』です。
仏教思想の『縁起』という言葉は、『私:自分』が漂っている、無限に広がる『情報の海』だというイメージです。
つまり、『私:自分』は常に何かしらの【情報の世界】というエネルギーフィールド(力場)に身を置いて存在しています。
エネルギーという言葉も、物理学的な意味で解釈してください。
エネルギーというのも『情報』の一つの形です。
このように、ノア式では【情報の世界】という抽象度で、自分が身を置いている環境や状況を理解していきます。
物理空間で肉体的に身を置いている場所(環境)というのも、一つの【情報の世界】ですし、人間関係や何の仕事に関わっているのか、というのも、遅刻しそうで焦っている、とか、セミナー会場で登壇して緊張している、という状態や状況も【情報の世界】です。
そういった視点で自分の生きる日常の世界を再構築し、【世界】というものの感覚を磨くことで、いろいろと『おもしろいこと』が実現できるようになっていきます。
【情報の世界】という概念を理解して、そこに直接的に、
『アファメーション』的な情報を書き込むことで、パワースポットやパワーアイテムを自由に創れるようになります。
たとえば、僕がパソコンに向かって仕事をする自宅の執務室は今、完全にパワースポット化しています。
この部屋で愛用のMacBookの前に座って、自分の意識の中に降りてくるものを言葉にして綴れば、数百万~数千万円もの売上が上がるビジネスが生み出されます。
僕は神戸の自宅以外に、大阪にもオフィスを持っているのですが、そこには自分のポテンシャルを解放し、最大のパフォーマンスを発揮している状態をイメージ化してもらった絵を飾っています。
このオフィスで、コンサルティングやコーチングのセッションをすると、必ず、人生で重要な変化の種となるような、『意識のシフト』を経験する人が現れます。
文字通り、人生を変えるような、運命を書き換えるような場所がそこに出現するのです。これを自分で意図的に生み出しています。
ここまでくると、怪しさを感じるような話も出てきてますね。でも、ここに語っていることはすべて僕の人生の中に起こってきたリアルな現実、事実の中から、
『これは自信を持って語っても大丈夫』
と思えることだけを厳選して語っているに過ぎないのです。
もし、あなたがこの先、どこかで僕に直接会いにきてくれる機会があれば、もっと『怪しく』『非現実的に感じる』ようなエピソードもたくさん紹介できます(笑)。
第7章 世界を変えるための魔法
こういう、一見『怪しい』とも思われそうな、魔法のような結果を生み出せるメソッドを開発してしまったので、
最初は、僕のパーソナルコーチングを受けにきた人だけに、こっそり教えていました。
パーソナルコーチングを受けた方たちは、プログラム内で語っているようなテクニックを身につけて、どんどん自分で自分の生き方、セルフイメージを変えられるようになり、
会社員を辞めて独立したり、出版して著者になったり、自分のビジネスで大きな結果を出したり、通常ではあり得ないような人脈を次々に開拓したり、いろいろな分野で活躍しながら、とても幸せそうに、『自己の本質と一致した人生』を送るようになりました。
でも、あるとき、僕のもう一つのライフワークである、『ビジネスを教える』という活動の中で勉強会をやったとき、気づかされることがあったんです。
そこには、コーチング業界や、自己啓発業界、スピリチュアル業界などでそれぞれ活動している方たちが参加していました。
彼らの話を聞いてみると、それらの業界の中で、現状としてどういうノウハウが流通し、どういうことが起こっているのか、が観えてきたんです。
どうも、人を惑わせるような『断片的』な情報ばかりが出回り、悩んだり苦しんだりする人を増やしてしまっているようです。
そういった『断片的』な、不完全な情報はどれも、販売している人が、自分の人生の中で実践して、実際に効果があることを実証したものではないようです(つまり、科学的な検証がなく、再現性がない)。
資格ビジネス的なライセンス制度のセオリーに則って、『コーチング』や『セッション』や『講座』という『商品』を売ることが目的となってしまっていて、それらを受けた人の自己変革や、人生を変えることが、二の次になってしまっている状況がある、と感じました。
そこで初めて、僕の中にも新たな『問題意識』が生まれたのです。
このままじゃいけない。この現状を知ってこのまま放置してしまうのは『誠実』ではない。
今の僕にも、もっとできることがあるんじゃないか?
そういう想いが自分の中にムクムクと
持ち上がってくるのを感じました。
僕は大学生の頃、バイトを終えて家に帰る途中に目の前に救急車が現れて、
僕の家へと向かっていきました。
僕も急いで家に戻ると、お父さんが倒れており
お母さんがお父さんの心臓マッサージをしていました。
その頃僕は、ファーストフード店でアルバイトをしており
バイトリーダーという立場だったので、店の戸締りを任されていたのです。
帰りも遅く、夜中だったこともあり、
お父さんは家でお酒を飲みながらテレビを見ており、そのままコタツで横になって寝ていたそうです。
皆さんは突然死というものをご存知でしょうか?
僕のお父さんは、突然死の原因となる不整脈を起こし、心臓が止まってしまったのです。
お母さんが早急に心臓マッサージを行い、救急車も早く呼べたので、病院でお父さんは一命を取り留めたのですが、そこから僕の人生は大きく『変化』していきました。
お父さんの仕事は自営の運送業で、給料も少なく、大きな会社のようにしっかりとした保険というものは入っていませんでした。
そのため、高額な医療費もかかり、貯金を崩して生活することになるのですが、
「次の支払いまでに30万円足りない、、」
お母さんがどれだけ頑張ってお金を集めても、30万円が足りないという状況でした。
その時、僕のアルバイト代は月に15万円稼げたらいい方だったので、当然一生懸命働いても支払い期限にまで間に合わず、『絶望感』を強く感じていました。
お父さんが倒れ、収入源もなくなり家庭は貧困で崩れかけていましたが、
僕はその時、必死でお金を集める方法を考え、インターネットで稼ぐという方法にたどり着いたのです。
ここから先は僕がどうしてビジネスを成功させてきたのか、という話になってしまうので、また別の機会にその話はしますね。
今の僕を、困っている人や、何かで悩んでいる人が見たら『自分も悩みを解決したい』と思うはずですし、自分も今の状況から抜け出したい、と思うはずです。
でも実際、現実に変化を起こすというのは容易なことではありません。
僕がこうやって、人生の分かれ道に遭遇した時、良い方向へと進めた経験は、他の人へも伝えていかなくてはいけない。
困っている人がいれば、その人を救ってあげたい。
実際に僕は、お父さんが倒れてお金がなくなり、お母さんの悲しんでいる様子を見て、『誰かに助けてもらいたい』と、強く願っていました。
だからこそ、今困っている人がいたら、自分が助けになってあげたいし、助けることが僕の人生の『使命』だと思っています。
僕と同じように、困っている人がいたら助けの手を差し伸べられる『仲間』を増やすために今、そういう人を増やす活動を行っています。
そのためにも、今を幸せだと感じる人を作っていかなくてはいけないし、今十分に幸せだと感じていない人には、幸せを感じるようにサポートしなくてはいけません。
それが、僕の人生における、『使命』だと感じています。
それが本書を執筆することを決めた、一番の理由なんです。
本書の内容があなたの人生を向上させるための参考になれば、と思います。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
終わりに
さて、いかがだったでしょうか?
本書に収めた内容は、僕自身が、昔の僕に向けて書いたもの、といった意味合いも込められています。
自己啓発書や成功本、引き寄せの法則や願望実現のメソッドを学びながら、自分の人生になんとか前向きな展開をも
たらしたい、と必死になりながらも、
自分の人生の未来に『純粋な希望』を持って生きていた頃の僕が、本書の内容を読めば、
自分の中の理解の、何が正しくて、何が正しくないのか?という助けになっただろうと思っています。
本書を手にとってくれた、あなたにとってはどうでしょう?
内容的に、たくさんの重要なことを盛り込みましたが、個人的にもっとも大事だと思うのが、人の意識や心といったものが、ネットワーク上の一点に過ぎず、人の意志や心といったものは吹けば飛ぶような『弱い』ものだと知ること、と考えています。
意志の力は弱い。
だから意志の力では変わることはできない。
心も本来的に弱いもの。だから自分の決めたことを自分で実行できなくても、自分を責める必要はない、ということ。
重要なのは、『弱さ』を前提として、それでもうまく変わっていけるような、そういう方法を追い求める必要があります。
僕はそこに、『人間だけに与えられた理性』が活躍できる余地があると思っていて、『弱さ』を知る人が、理性の力を動員して、それを克服しながら、自分の人生を望む通りに創造していく姿にこそ、人としての美しさや、僕らの心を感動させる何かがあるのだと思っています。
最後に、僕の情報発信の媒体をいくつか紹介しておきます。
僕が本書で語ってきたようなことが、どういう形で、実際に機能しているのかを見てもらえば、より、理解も深まると思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね(^_^)
ノアこと 品川 能衣
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